フィルソンマニア/FILSON ITALY STYLE 934ST は今年最高の一着。去年は『FILSON ITALY STYLE 1952』

晦日。今年の買物を振り返ってどれが心に残るものか選定したいと思います。まずは洋服。
これは文句無く『フィルソン・イタリーSTYLE 934ST』のハンティングジャケット。オリジナルのアメリカ製『Tin Cloth Waterfowl/Upland Coat-Style Number: 635』が$255.00(現行レートで\22950)であることを考えるとイタリアラインの\89250は暴挙に近い値付けに感じられますが、実際両方手にしてみれば十分納得のいく価格差でした。全くの別物に生まれ変わっています!洋服を楽しんで着たい人種の方なら理解可能でしょう。

第一印象は『奇麗』なジャケット。アメリカもの特有の良い意味での粗野な感じはありません。ですので安易にデニムを合わせるのではなく、あえてドレス的解釈としてグレー系ウール素材のボトムを合わせ、足下は旬なブーツと言いたいところですがブーツは履きませんのでお気に入りのウェストン・ゴルフ、またはフルブローグ合わせます。



裏地は確りとしたものですので厚着の必要がありません。インナーにはカシミアのタートルかアットリーニ又はマトッツォのシャツにベストを合わせその上に羽織るスタイルで使用しています。







オリジナル(右)との比較写真です。オリジナルの方は以前紹介した通り、オイルを抜いてますので洗濯前に比べて風合が変化しています。



因に去年の一着はこれまた『フィルソン・イタリーSTYLE 1952』のビームスプラス別注品。


あっさりとした印象の一着ですがフロントジッパーがWジップになることで、着用感がとても良くなっています。



今年、別売りのウールベストをアメリカから直接購入してドッキングさせました。これを装着することでアウターとして貫禄がでますね。但し、イタリアーアメリカ間のサイジングに違いがありますので微妙感が残りましたがなんとか許容範囲ということで。

黒いジッパーがドッキング用。


小さなバッグに匹敵するポケット!フィルソン好きな理由の一つがバッグジャケット的なところです。ですからゲームポケットが付くハンティングジャケットなんかは僕的に最高!




ちょっと物足りないバックスタイルです。ゲームポケットがあれば尚良かった!