『TouchCloset』洋服紹介 その7 『NIGEL CABOURN』のADOMIRALITY SWEATER

今日のお気に入りはイギリスのデザイナー、ナイジェル・ケーボン(昔はケボーンだった?)が4、5年前に超限定でリリースした1953年エベレスト初登頂を果たした『エドモンド・ヒラリー卿』をリスペクトしたコレクションです。
もちろん登山スタイルの服ばかりがリリースされたのですが、中でもシェルパテンジン・ノルゲイが着用していた『テンジンジャケット』などは雑誌Free&Easyでも取り上げられることが多く、ご存知の方も多いのでは。
このニット、ヒラリー卿が着用していたのを再現した物です。肉厚で防寒性が高く、無骨なスタイルがお気に入り。
正直格好良くはありません。エベレスト登頂にそんなもの必要ないんです。だから格好は2の次3の次、6の次位か?

このニットの面白いところは、前後はもちろん裏表でも着用可能という事。(購入時にそのように説明も受けました)
長期登山では山男の常識?らしいです。
試しに前後、表裏で着用しましたが、前後に関しては全く問題なく、表裏の場合は当然タグが見えてしまいます。
ギャルソン慣れしてる方なら問題はないでしょうが、そうでない一般のオバチャンが見たら恐らく「兄ちゃん反対やで!」(正しくは裏表ですが、おばちゃんにとっては同じ事)と親切に指摘(ツッコミとも言います)してくれる事でしょう。
そんな時は説明するのも面倒くさいので、素直に「ありがとう!おばちゃん」と言いうようにしてます。