真夏の夜の夢〜空調ベッド『風眠』
『真夏の夜の夢』....といえば、シェイクスピアの戯曲やメンデルスゾーンを連想するものですが、映画・JAZZファンなら『真夏の夜のジャズ』のことじゃないのか!なんてところでしょうか。
しかし我家の『真夏の夜の夢』......それは昨日到着しました空調ベッドの『風眠』に他なりません。この『風眠』、『株式会社空調服』という一寸変わった名前の会社ですが元ソニーの開発者の方が興した会社で、ここのメインアイテムでもある空調服は一時TVで話題になりましたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
今回のアイテムは昨年その存在を知り、気にはなっていたものの結局購入に至らず、寝苦しい夏を過ごした事が悔やまれ、今年は早々情報を収集(どこが安いかという事がメイン)し目出度く購入した次第。
開梱一番!そのチープ加減に正直ガッカリしましたが、ここはぐっとこらえてセッティング。
寝床全体を大写しするのは見苦しいため小出しカットで。
全体は空気を逃さないファブリックで覆われています。本体の上に薄いシーツを掛ける必要がありますのでコットンリネンのシーツをかけております。
頭頂部のみメッシュになっていてここから空気を取り入れて足下のファンで排気することで空気の流れを作り、ムレを取り去ってくれるという仕掛けはとてもシンプル。
このチープ感がたまらなく嫌なのですがグッとこらえます。
タイマーはご覧の通り、1時間、2時間、4時間、8時間、風量は3段階
電源アダプターにも洗練さは見受けられません。ここもグッと.....
昨日は風量『中』、タイマー『4時間』にセットして就寝。使用に際して、
気になったところ3点
♬装置自体がベッドに固定されていないのでカラダを動かせばズレが生じる
♬内包されたプラスチック製メッシュシートの触感が気になるかも(これは上掛けシーツで対応)
♬ファンの振動がベッドに伝わり、枕に耳を押し付けるとブーンという音がして気になる(一番気になった)
気に入ったところ3点
♬背中が快適で寝汗をかかなかった
♬よって寝起きが快適(このために購入)
♬寝返りの回数が恐らく激減
あくまで空気の流れを作るだけですので冷房装置とは違います。が、たったそれだけの事でここまで快適になるのですからなかなか良いアイデアです。一夜の使用だけですのでデータとして当然不足している事は確かですが、その一夜の使用感想として「暫く使ってみよう」と言う気にさせてくれました。ただ、何方にもおすすめという訳には正直いきません!寝相の悪い方は本体のズレが気になるでしょうし、音に神経質な方はファンの振動音が気になると思います。(ファン自体の音は特に気になりませんでした)
因に気になるお値段は定価?が2万9000円、購入金額はアマゾンで送込み2万4400円。この手の商品としては少し高めですが大量生産品ではないのでしかたありません。これが1万円程度なら手を出しやすいとは思います。使ってみないとわからない商品に2万5000円以上も支払うのは正直リスキーですし、使用感はそれこそ個々人によって差がでるものなので熟考が必要です。
今後使用条件を変えて色々試してみたいと思いますが、これからが暑さの本番!どこまで快適な『真夏の夜の夢』を見せてくれるか楽しみです。
興味のある方は会社HPでご確認を! http://www.9229.co.jp/k_bed.html